「最近、朝、アロマラプスルーム(会議室)が少し臭いんだよね。かび臭いというか、ゴミ臭いっていうか。」
あらあら・・・で、みんなで原因探し。
部屋が臭い原因・・・ゴミや腐敗した食べ物でもない(そもそも会議室!)、タイルカーペットは張り替えて、それほど時間もたっていないし、清掃不足とも考えられない・・・
じゃぁ、エアコンや空気清浄器からのカビ臭?
ここでカビ臭について、解説。
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部屋の中に漂うあの独特のカビ臭さ、実は、カビが成長する際に放出する揮発性有機化合物(VOCs)によるものなのです。
カビは微生物で、湿気の多い環境で繁殖します。特に、木材、紙、布などの有機物を栄養源に、適度な温度と湿度が整うと活発に増殖します。その過程で、カビは揮発性有機化合物(VOCs)というガス状の化合物を放出します。このVOCsには、アルコール、ケトン、エステルなどの化学物質が含まれており、これがカビ臭さの主な原因です。
このVOCsは、とても強い臭いを持っています。湿っぽい、土っぽい、そして腐ったような臭い、これらがカビ臭さとして感じられるわけです。
カビアレルギーという言葉もよく聞かれますが、VOCsは、特に高濃度で長時間吸入すると、頭痛、目や喉の刺激、アレルギー反応、喘息の悪化など、健康に悪影響を与えることがあるので要注意
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そんなこんなで、臭さの原因探しの結果。
多分、エアコンが原因。エアコンを大家さんに清掃してもらいましょう。って、ことになりました!
が、そんな中・・・ここからがレボーンらしさ(^^♪
「 ローズマリーの香りを加えましょう! 」
レボーンのにおいのご意見番。 ハスキー先生からの提案です。
????なに?なに?なぜ?
「 ごみのにおいにローズマリーの香りを加えると、ラベンダーの香り。ラベンダーの香りの30%ゴミ臭いなんです。においを隠すのも解決方法の一つですよね。
多分この異臭はtrans-2-Hexenoic acidというヤツがメインで、これにローズマリー(Rosmarinus officinalis)精油、出来ればローズマリー生葉を加えるとラベンダー風になります。ローズマリー量が多いとラバンジンオイル※風に。
※ラバンジンオイル: ラベンダーを「薬草っぽく」した香りで、フローラル感に欠けます。 ラベンダーにすっきりさ、シャープさがプラスされ、ハーブの要素が強調された香り
但し、ローズマリー生葉のグリーンフレッシュな香り寿命は4~5日間なのでお気をつけて。
また、ユーカリ葉を使うと更にラバンジン風になりますが、ユーカリは種類によっては有毒なので良く品種を調べてお使い下さい。
ちなみに...
コアラの食べるユーカリ葉はシアン化物のアグリコンというモノが入っているので有毒です。人間は食べてはいけません。(とても苦くて美味しくありませんし) 」
おお!恐るべしにおいの専門家。そんな解決方法がありましたか。
ということで、レボーンでは
まずは、
エアコン清掃
で、まだダメだったら
ラベンダーの香り大作戦
と、いうことになりました!!
今日も、目からうろこ話が飛び交うレボーンです。
※ エアコン清掃のおかげか、今は、会議室のにおいもしなくなりました。ラベンダー香り大作戦は 発動されず・・・残念。
※ そもそも、においのサービスの会社。たとえ ラベンダーのここちよい香りでも 執務室内に “におい” はご法度です!ハスキー先生の今回はストーリーネタとして使わせてもらいました(^^♪
※ このストーリーをハスキー先生に見せたら、追加情報をいただきました。
「カビ臭には、レモンスライスをウエットティッシュに包んでテーブル拭く という手もまあまあ有効です。試してみて!」
ぜひ、みなさんも!
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(文責: Shinohara Hiromi)
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