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ハスキー先生、ちょっとにおいを嗅ぎに…   ②二十世紀梨の花の香り



こんにちは!レボーンはにおいのビジネスプラットフォームの構築を目指しています。


目指すは、誰でも自由にデータにアクセスができ、サービスの開発や利用を通じて、すべての人々が生活を豊かにするために、においに対する認知や評価が活用される世界。そう遠くない未来の世界です。



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においの可視化・分析。レボーンのこれらの画期的なサービスは、もともとヒトの感覚があってそれを再現するように組み上げているもの。


レボーンにおいサービスと解像度と制度がとても高く評価されているは、ヒトの感覚を高感度で使いまわすにおいの専門家の存在がとても大きいのです。


その専門家のひとりハスキー先生は、いわば人間型香り分析犬。香りの多様性と複雑さを犬並みの嗅覚とびっくりするような記憶力で分解、分析します。


ハスキー先生のその特殊能力は、生まれながらの能力だけじゃない。日々の生活の中でも培われています。



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「ねえ、しのら。二十世紀梨の花においってどんなにおい?」

                   (※ハスキー先生は、私のことを“しのら”と呼びます(^^♪)


「幸水や豊水の花のにおいはなじみがあってわかるんだけど、二十世紀梨の花ってなじみがなくてね。

二十世紀梨の花においをかぎたくて鳥取まで行ってきたよ。」




 ほほう。。。今回は鳥取ですか?!



そもそもフルーツとしての梨は私も大好き。確かに最近は、豊水や幸水をよく食べてるけど、昔は、長十郎と二十世紀ってのが主流でね。お祭りの山車を引くともらえるので、とでも思い出深い二品種。私は酸っぱくない長十郎のが好き!なんて、小さいころ生意気なこと言ってたっけ・・・


 って、すっかり、フルーツとしての梨に思いを巡らせてしまった。





今日の本題ではないけど、せっかくなのでここでこの20年間の梨の品種の変遷。


・・・


 2000年代初頭、記憶の通り、梨の品種は長十郎や二十世紀が主流だったそう。ただ、そのころから、新しい品種が次々と登場し、消費者の味覚や栽培者のニーズに応える形で進化したらしい。豊水や幸水はその代表格で、甘くてジューシーな果肉が人気を博したとのこと。


2010年代に入ると、食感や風味がさらに改良された品種が増えてきて、この時期、人気を集めたのは「南水」や「秋月」。南水はその名の通り、みずみずしい果汁が特徴で、秋月はシャキシャキとした食感が楽しめると評判に。また、病害虫に強く、環境負荷を減らすことができる「新興」も注目されてましたよね。


私にとって衝撃だったのは、大きなサイズで知られる「新高」や「愛宕」などの品種。新高はその大きさと甘さで人気。一つの梨でおなか一杯になるので、なんて素敵な品種と思ってました。愛宕は晩生種であり、保存性が高く、冬の間も新鮮な梨を楽しめるようになったのは、本当にうれしいこと。


2020年代には、さらなる品種改良が進み、「甘水」や「瑞月」などの新しい梨が市場に登場。甘水はその名の通り、非常に甘く、瑞月は香りが豊かで風味が一層引き立ちます。また、健康志向の高まりから、ビタミンCや食物繊維が豊富な「健康梨」も登場し、注目を集めたの最近のこと。


さらに大きな梨もでてきて「王秋」や「天山」なども話題でしたね。王秋はその巨大な実と濃厚な甘さで、贈り物でもらうとうれしくて。天山は、そのシャリシャリとした食感とジューシーさで、特に若い世代から支持を得ているんですって。


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うむ。梨は、長十郎か二十世紀梨・・・の時代からだいぶ変わってきたのね。


それに最近は、梨のアイスなんかも出てきて。

ガリガリ君 アイスの実 爽 パピコ   

みーんな夏になると梨味が登場します。(おかげで、うちの冷蔵庫は梨味でいっぱいです(^-^)


秋に楽しむ果物・・・とおもってたら、夏の味としても楽しめる果物になってきたなぁ。


・・・などと、梨の味で一人で盛り上がってしまった。




いやいや、ハスキー先生からの質問は「梨の花の匂い」でした。


さすがに梨の花のにおいは嗅いだことありません。

どんなにおいなんでしょう、ハスキー先生?



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残念ながら、梨の花ってあまりいいにおいではない‥・んだよ(-_-;)


開花直後は甘い花の匂いなんだけどね。梅の花に少し似たSpicyなテルペンのニュアンスもあるし、蜂のフェロモン物質の香りも少しはある。でも、じきにFatty、Waxyな感じが強くなってしまう。良く言えば栗の花だけど、まあ青くて脂っぽ成分が多くなる。これが Spicyフェノール系テルペン類と同居するとちょっと嫌な臭いになるんだよね。調香的には禁じ手です。所謂マイナスイオンなのですが、このイオンもある一定量を超えると人には不快感を与えるので、、、


ところで、今回の遠出でこの白い梨の花の中に少しピンクっぽい花があるなと思っていたら、それは受粉作業の行われた跡。梨は自家不親和性という性質を持っていて、他の品種の花粉でないとうまく受粉しないんだって。


においのせいかどうかは分からないけど、蜜蜂なども梨の花をあまり好まないそうで、受粉は人手によるのだとか‥大変なんだね。

梨の花のにおいは、どちらかと言えば、食物に集まる虫を集めているのでは?という説もあります。 ホントのところはどうなのか梨花に訊きたいです。

 



で、今回学んだコトはね・・・


「花は品種よりタイミング」(^-^)   


              ????なんだなんだ????



たしかに二十世紀と幸水では花の香りは違うんだけど、そこの差を見るより、咲いている花の今のにおいをすぐ切り録り、そのにおいが周りにどう影響しているか、知りたいな。と、あらためて思ったの。



その瞬間を切り録れるニオイセンサー。


 Revornの開発陣に期待だね。


 

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なる。


今日も、発言が深い・・・においの専門家のハスキー先生・・・でした。





それにしても・・・


ハスキー先生が買ってきてくれたお土産の 「すなば珈琲のカフェショコラクランチ」

コーヒーの香りがしっかりしておいしかった。


お土産の選択もさすがです。ハスキー先生!



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においの専門家との日々の会話にも気づきがいっぱいです💛

レボーンの仲間に少し興味がわいたあなた。。。 レボーンの採用特設サイトにも、ぜひいらしてください。  REVORN 採用特設サイト https://www.recruit.revorn.co.jp/



(文責: Shinohara Hiromi)



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